『うーさーのその日暮らし 夢幻編』4話雑感
今回のコラボは監督繋がりで『楽園追放』でしたね。冒頭と終わりにそれぞれアンジェラとフロンティアセッターの声が聞けて幸せでした。
が、そんなことは忘れさせるくらい本編が謎。まあ、どの回も謎といえば謎なのですが、それとは違ったベクトルな感じがします。
世にも奇妙な〜のパロディだとして、ソクラテス、ディオゲネス、プロタゴラス、デカルト、ヘーゲルといった哲学者を羅列することに何の意義があるのか。こんな無駄な問題提起をしたとき、ふと思い出したのがモンティ・パイソンのコント『哲学者サッカー』です。
アニメにおけるモンティ・パイソンと言えば、水島精二監督と同じアニメ監督であり、同じ名字であり、大の親友(?)でもある水島努監督が手掛けた『ガールズアンドパンツァー』のOVAが想起されます(そこでは『スパム』のコントがパロディ化されています)。
この文脈を踏まえると、モンティ・パイソン流のヨーロッパ思想に対する皮肉の影響として4話を見ることも可能です。まあ無理矢理すぎますし、可能かどうかも怪しいのですが。